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新人に論理的な思考方法を身につけさせる研修はあるのか?新入社員が論理的になるためのスキルアップ方法を脳科学業績コンサルタントが解説!

更新日:2023年4月1日





まとめ

論理的な思考を学習するには、まずその事前段階として学習の定着を促すための下準備をしてからでないと研修は全くもって無意味となります。まずは「①克服する覚悟」を持たせることと、「②心理的安全性」を高めることが重要となります。

この二つができたら、続いては論理的な思考を学びます。科学的な思考とは全く違うのでこのあたりをしっかりと理解する必要があります。理解した上で、チームで論理的な思考を高めるトレーニングを行い、定着を促します。もし確実に論理的な思考を定着させたい場合は「リーダー研修」がおすすめです。



残念なデータからお伝えします

実は、研修を受けたとしてもほとんど無意味となるケースがあります。経済産業省の報告によると、研修を受けたにもかかわらず効果を実感できなかった中小企業は少なくとも10%近くもあります。


9割が効果を実感しているのは良いニュースですが、万が一にもこの10%に入ることがあれば非常にもったいないですね。

研修の効果が高い人の特徴として研究で分かっているのは以下の通りです。

  • ローカスオブコントロールが内側

  • 自己評価が高い

  • 勤勉性が高い

正しい方法で従業員たちの研修効果を高めたい場合はプロ講師にリーダー研修をお任せください。



脳科学に基づいた、学習効果を高める工夫

人は、同じ状況であったとしても心構え次第ではパフォーマンスが変わることが分かっています。ただの根性論などではなく、実際に脳科学的にも実証されています。

人は逆境にある場合、それを不可抗力として諦めて受け入れるのか、克服をするつもりであえて飛び込むのかで脳の感じ方やストレス処理能力に大きく差が出ることが分かっています。

悪いストレスを感じるエリアは扁桃体が主に活動している状態にある時です。「脅威レスポンス」と呼ばれており、ネガティブな感情をもつ慢性的なストレスが特徴的です。


一方で、「挑戦レスポンス」と呼ばれている状態の時は。ポジティブな感情をもつ短期的なストレスが特徴です。

脅威レスポンス:もうだめだ、おしまいだ・・・

挑戦レスポンス:かかってこい、最後にはきっと乗り越えてみせる!

こういった状態です。これは、思い込みでも土壇場でも構いません。とにかく、嘘でもいいので自分に対して「なんだって受けてやる、諦めなければ最後は必ず勝ちで終われることを知っているからな!やってやるぞ、こい!」と強く信じましょう。



心理的安全性も学習効果を高める

先ほどは、本人の心掛けの話をさせていただきました。それ以外にもやはり、環境要因として最低限の心理的安全性は確保しておきたいです。心理的安全性とチームの学習能力の高さは連動しており、なんと説明力は36%もあります。

つまり、チームの学習能力全体のうち、36%は心理的安全性で説明がつけられるということです。決して無視できない数字なので、ここはしっかりと押さえておきたいものです。


適切な方法で心理的な安全性を高めたい場合は、一番安心のリーダー外注でクロスのお任せ!



前半は土台作り、後半はスキルアップが正解

心理的安全性とは従業員の土台となるので非常に大切です。土台がない状態で研修を受けさせようが、指示を出そうが、ミーティングに参加させようが効果はほとんどないか逆効果です。

せっかく給料を払っているのに、パフォーマンスが下がってしまっては元も子もないですね。研修を受ける前の事前準備の大切さがよくわかるかと思います。ここを疎かにしてしまうことで、効果を実感できなかった10%に入るリスクを大きく減らすことができます。



論理的な思考方法と科学的な思考方法の違いって?

さて、土台が十分に出来上がったとします。いよいよ論理的な思考を学ぶ訳ですが、論理的な思考と科学的な思考の違いを理解しているでしょうか?

それぞれ全く別のプロセスであるため、一方を知っているからといってもう片方を知っているとは限りません。実際、科学者や大学の教授でもこの違いを理解している人はほんの一握りです。


間違って使ってしまうと、二度手間や無駄骨になることがほとんどなので使い分けが重要です。

科学的な思考:エビデンスレベルの高さや再現性の高さが求められる。エビデンスの創出と共有も大事。

論理的な思考:チームで解決策やアイデアを出し、それぞれの関連性や優先順位を決める。

論理的な思考は、ピラミッドストラクチャーに沿って様々なアイデアを繋げ、抽象的な視点から具体的な視点と俯瞰して理解できるようにまとめることが求められます。常に企業ビジョン、、ミッション、バリューに沿っているかどうかも判断基準の一つになります。


どちらの思考法も使いこなせる本場のプロにお任せしたい場合はリーダー外注がおすすめです。



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