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今どきの新入社員をどうやって教育する?若手教育の多くはロジカルシンキング(論理的思考)で解決できる!戦略思考の違いも含めて脳科学業績コンサルタントが解説!

更新日:2023年4月1日




まとめ

ロジカルシンキング(論理的思考)とは、戦略思考、計画、評価を全て行うことをいいます。抽象的な視点から具体的な視点まで幅広くカバーすることで全体の流れを理解できるようになるので、新入社員は自分の役割の重要性もよく理解できるようになるのでモチベーションを上げることにも貢献します。

まずは上司が手本を見せることで新人も暗示的に理解できるので、その後に明示的に指導することで体感から理解へと落とし込めるようになります。もし暗示的な理解と明示的な理解に自信がなければ、リーダー研修がおすすめです。



ロジカルシンキング(論理的思考)のおさらい

こちらの記事(新人に論理的な思考方法を身につけさせる研修はあるのか?新入社員が論理的になるためのスキルアップ方法を脳科学業績コンサルタントが解説!)でロジカルシンキング(論理的思考)に関してはすでに詳しく解説していますが、こちらでも軽くおさらいします。


ロジカルシンキングとは、問題の特定から解決までの流れをスムーズに行うためのプロセスをいいます。


取り扱う問題の種類としては、クレーム処理などのミクロなものから、新規事業の立ち上げなどマクロなものまで幅広く使えます。


さらに、その思考の流れや繋がりを視覚化したものをピラミッドストラクチャーに落とし込むことで、抽象的な視点から具体的な視点まで概観をつかめます。



ロジカルシンキングは三つに分解できる

戦略思考とロジカルシンキングの違いを説明するためには、まずロジカルシンキングを分解する必要があります。ロジカルシンキングは三つに分けられるのですが、そのうちの一つが戦略思考となります。

  • 戦略思考:ブレインストーミングのこと。とにかくアイデア、仮説、解決策を出すことが重要

  • 戦略的計画:具体的な行動計画を立てること。やるべきこと、スケジュール、期日を設定する

  • 評価:一通り終わった後に、振り返り評価をすること。

つまり戦略思考とは、ロジカルシンキングの中に含まれるということです。ロジカルシンキングができている場合、すでに戦略思考もできているということになります。


もしロジカルシンキングも戦略思考も自信がない場合は、リーダー研修でしっかりと使いこなせるようになるのでおすすめです。



戦略思考はロジカルシンキングの初期段階でしかない

すでに説明した通り、戦略思考はロジカルシンキングの初期段階です。せっかくなのでさらに戦略思考を細分化してみましょう。少なくとも三つに分けられます。

  • 問題の列挙:どこに課題を抱えているのか、ボトルネックはどこかをリストアップすること

  • 仮説の列挙:なぜそうなるのか、どんな理由が考えられるかをリストアップすること

  • 解決策の列挙:どうすれば解決なのか、何をすれば解決なのかをリストアップすること

とにかく自由にアイデアを出し合って、ひらめき、突飛な発想が求められる段階です。なんでも良いので出す必要があります。取捨選択は次のステージですればいいだけの話です。


ただ、一つ守らなければいけないのは、時間を決めることです。時間を無制限にしていると、流石に関係のないテーマや話題にまで風呂敷を広げることになり収集がつかなくなります。


制限時間内にアイデアを出し合うことは適度な緊張感により脳は覚醒します。時間を使った緩急のあるCELTA式ミーティングを体感したい場合は、リーダー外注がおすすめです。



どうすればロジカルシンキングを鍛えられる?プロセスフローを理解して守ることが大切!

では話をロジカルシンキングに戻します。これを鍛える一番良い方法は、とにかくまずは「型を守る」です。すでに世の中には様々な思考ツールやプロセスモデルが存在しています。

  • ゴール設定であればSMART

  • ビジネスであればSOSTAC®

  • 論文であればPRISMA

  • ピアノならハノン⇨ブルグミュラー⇨ソナチネ

  • MMAならレスリング⇨柔術⇨打撃

などあらゆる分野に「型」が存在します。まずは必要となる型の種類を一通り理解し、どういう場面で使うのかも理解し、なぜその流れが一番効率が良いのかを理解し、実際にその通りにやってみることです。


素人が何も分からずに方もない状態で出鱈目にやったところで、初めから型を守って1周した人には到底かないません。あらゆる分野の型に精通したプロによる研修を受けたい場合はリーダー研修がおすすめです!



型が見つからない場合は、とりあえずピラミッドストラクチャーを往復しよう

もし型が存在しない場合はどうすれば良いのでしょうか?

新しい分野だとプロトコルの開発が間に合っていないこともあります。その場合、とりあえず作業の流れを抽象的なものから具体的なものへと降りていくようにピラミッドストラクチャーに落とし込む必要があります。


こうすることで抜けがないか、余計なものがないかを視覚的に分かりやすくすることができます。メンバーと共有することでこのピラミッドは精緻化され、いずれはマニュアルの作成やプロトコルの作成にも役立ちます。このメリットはそれだけではありません。