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新入社員に厳しくいうと辞めてしまうから言いにくい?そんな従業員は辞めさせろ!

更新日:2023年4月1日



まとめ

新入社員に良かれと思って厳しく指導したところ、パワハラと言われ体調不良で来なくなってしまった。そんな経験をした人は社会人であればあるかもしれません。 一体どのように従業員に声かけをすれば良いのか分からず、世代の違いに悩んでいるかもしれません。 実は、いろんな原因と理由があり解決策も存在しています。 面接、リーダーシップ、マニュアル、性格特性など様々な分野からみていきましょう。

全部クロスに丸投げしたい!とお考えの場合はリーダー外注がおすすめです。


動画で視聴したい方はこちらをどうぞ。




社員が有能ではないから面接を変えろ

まず重要となるのが、面接の時点で従業員の適性をある程度は把握しておくことが重要になるということです。ここで失敗すると、無断欠勤や意図的な作業の遅れを作る社員を雇う可能性があります。万が一そのような有害社員を雇ってしまったら、そこから生まれるロスを補填するのに上位1%の優秀な社員の利益三人分でようやくカバーできるほどです。 優秀な人材かどうかを見分ける前に、有害な人材ではないことを見分ける必要があります。

仮に、有害でなくとも能力や性格が合わない従業員が2割いたとしたら、10年で1.5倍ほどの収益差となります。厳しく指導した結果、メンタルの不調などで低活動となった従業員や有害な行動が増えた従業員を初めから雇わないということが重要となります。もし科学的な根拠に基づいた面接手法を取り入れたいのであれば、リーダー外注から!



上司が傾聴をめんどくさがっているならリーダー研修を受けさせろ

逆に、優秀な社員であるにもかかわらず抜けていく、退職する場合はリーダーに問題があるか、キャリアの展望の薄さが原因であることが多いです。ここでリーダーのフィードバックの質と関係性に関して話を限定すると、次のことが分かっています。

  1. 信頼関係がある場合は、褒めると効果的。

  2. 信頼関係がないと、褒めようが無視しようが効果は低いか悪影響。

つまり、初めの信頼関係の出来ではどんなフィードバックもそもそも無意味であるということです。

こちらのスライドでもわかる通り、正しく信頼関係の構築した上でフィードバックが出来ていれば従業員たちの仕事満足度や組織へのコミットメントは高まります。出来ていないと非常にもったいないので、まずはリーダー研修によって最適なコミュニケーションを学んでからでないと従業員たちのパフォーマンスを十分に高めることは出来ません。リーダーのコミュニケーション能力を高めたい場合はリーダー研修がおすすめ



マニュアルとOJTが甘いなら見直せ

他にも考えられる理由としては、そもそも厳しい指導をしなければ成立しないほどOJTやマニュアルの出来が悪いということです。職務内容を分析してから練りに練ったマニュアルの作成、OJTの構造化は必須となります。職務内容を正しく分析するためのツールとしては大きく三つのカテゴリーが存在します。


  • 分析をする:KSAOs、JASRなど

  • データを活用する:O*NETなど

  • アンケートを取る:PAQ、CMQなど


これらを組み合わせるなどして職務内容を分析し、構造化されたわかりやすいマニュアルやOJTを作成することで厳しく接する必要を無くすことも重要になってきます。



評価基準が可視化されていないならしっかりと作りこめ

他には、判断基準や評価基準が曖昧であるために新入社員が混乱している可能性があります。 事前にルールや評価基準が分かっていれば、それを満たすように行動を心がけることができるので非常に重要となります。もしこの評価基準が曖昧だと、結局は主観に基づいた好みで判断することになり、本来は優秀な人材をみすみす逃したり裏表の使い分けがうまいだけの有害な人材を昇進させてしまいかねません。





チームメンバーと性格が合わなすぎるなら別のチームに入れろ

最後は、「本人の問題」という可能性もあります。

  • メンタルが元から弱いため不満を抱きやすい

  • 衝動性が高くて後先考えずに問題行動を起こす

  • 疑り深すぎて人との健全な関わりが持てない

  • とても内向的なため陽気なメンバーとは全く合わない

  • 前衛的な考えをもつメンバーについていけない

など性格特性のギャップの大きさからそりが合わないということは起きます。

この場合は事前に性格診断ツールを使って、数値化した上で相性の良いメンバーはどこかを考える必要があります。似たり寄ったりなメンバーがいると凝り固まってしまうのではないかと思うかもしれませんが、メンバーそれぞれの背景や知識の種類の違いがあるおかげで十分に集合的知性を活かすことが出来ます。 メンバーの性格特性のギャップが大きすぎると、お互いに対して様々な不満やストレスを抱えやすくなるリスクが高まるのでなるべく性格は似たり寄ったりな方が望ましいです。 少なくとも、神経質性は低いことが望ましいです。神経質性が高いと他人に対して不満を抱きやすく、精神疾患のリスクが高まります。従業員の性格特性に関して研修をしたい場合は、従業員研修がおすすめ



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